施工事例

野地板貼り
スタッフブログ

屋根の手直しです。

痛みの激しい部分は取り外し、新しい垂木を流していきます。
長さを揃えて、出ている釘を取り除きます。
この現場には、現在ベテランの棟梁が1人、見習い期間を終了した若い大工が1人、そして新人の大工が1人携わっています。
先輩の技術を少しずつ下へ下へ伝えています。

慣れてくると、なんでもないような作業でも、「知る」と「知らない」では大きな違いです。
後輩の大工達には、どんな些細な事でも、逃さず吸収する柔軟な姿勢が見られます。

垂木が全部貼られると、次は野地板。屋根地です。
昔の屋根は、野地板と野地板の間に隙間を設けて、そこを別の板でふさぎ、その上へ土を載せて瓦を葺いてありました。
今では、土ではなくルーフィンを敷いて防水対策をします。

Staff Blog
PAGE TOP